JR博多駅前陥没事故、埋戻し作業は9日にも完了
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8日のJR博多駅前陥没事故から一夜明けた。陥没によってできた穴の大きさは、幅約27メートル、長さ約30メートル、深さ約15メートルで、9日現在埋戻し作業が急ピッチで行われている。
福岡市交通局の担当者によれば、流動化処理土(地下鉄工事や共同溝工事などに使用される埋戻し材)の投入は、9日夕方ごろに完了する見込み。現在地表から約3メートル下まで水が溜まっている状況で、流動化処理土が水面まで達した時点で投入をストップする。その後1日かけて土を固め、現場周辺のライフラインの復旧作業に入る予定だ。担当者は報道陣の囲み取材に応じ「原因の解明についてはまだ判断はできない。今はライフラインの復旧を何よりも優先している」とコメント。ライフラインの復旧作業が始まるのは、早くとも10日の夕方以降となる。
【木村 尚基】
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