聖一国師がご縁~福岡博多ライオンズクラブと静岡駿府ライオンズクラブが姉妹提携
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5月27日、京都市の東福寺で福岡博多ライオンズクラブ(平河光広会長)と静岡駿府ライオンズクラブ(原吉孝会長)との姉妹提携式が行われた。今回の姉妹クラブ提携の牽引者は東福寺を開山した僧・聖一国師だ。
聖一国師は13世紀初頭、仏教を学ぶため宋に渡った。帰国後、博多で承天寺を開山。その時にうどん・そばなどの食料をもち帰ったとされている。(こうした経緯から博多がうどん発祥の地と言われている)。
続いて京都に上洛し東福寺を開山。老後は故郷の駿河国へ戻り臨済宗の布教をしながら不老長寿の飲み物としてお茶の栽培を広めた。
今回の両クラブ提携のきっかけとなったのは、静岡駿府ライオンズクラブ関係者が毎年、7月の博多祇園山笠に聖一国師ゆかりの寺から湧いた清水を運んでくることからはじまった。そうした交流のなかで、静岡駿府ライオンズクラブが40周年を迎えるにあたり福岡博多ライオンズクラブと姉妹提携を結びたいとの意見が高まったという。そこで昨年7月より両クラブ間で話し合いが行われ今回の姉妹提携に至った。
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