2024年12月25日( 水 )

鞍手町新庁舎建設、戸田建設が38.5億円で落札

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 鞍手町発注の「庁舎等建設工事」を、戸田建設(株)九州支店が38億5,150万円(税別)で落札した。入札には、同社のほかに東急建設(株)九州支店、前田建設工業(株)九州支店が参加していた。

 同工事は、現庁舎の老朽化への対応、ならびに防災拠点化を促進する目的で実施されるもの。現庁舎は建築後60年超が経過しており、耐震化が未実施となっているなど、建替えが急務となっていた。

 新庁舎建設に関しては、2017年12月に基本計画が策定されたものの、設計費用を主とした庁舎等建設関連予算が18年3月の定例議会で否決。同年7月に発覚した前町長自らの官製談合防止法違反等の事件の影響もあり、建設計画は停滞していた。

 新庁舎のコンセプトは「自然に溶け込む『大屋根』のもとにみんなが集う環境共生庁舎」。建築物の概要は、庁舎棟がS造地上3階建て、延床面積5,357.21m2。車庫棟が延床面積330.42m2。このほか、博物館別館や外構工事も実施される。工事現場は鞍手町大字小牧2080番2外24筆。工期は、24年8月31日までを予定している。

左:鞍手町新庁舎外観イメージ/右:全体イメージ
左:鞍手町新庁舎外観イメージ/右:全体イメージ

【代 源太朗】

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