2024年11月24日( 日 )

安倍晋三氏三回忌 安倍派霧消、安倍家の墓分裂

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 安倍晋三元首相が暗殺(2022年7月8日)されて三回忌を迎え、三回忌の墓参りが行われている。福田達夫代議士らを中心とした「中堅若手部隊」、世耕弘成ら「参院議員派」、萩生田光一「小隊」、それぞれ3隊が山口県長門市油谷の安倍家の墓所に参った。この光景を目撃した安倍家の精通者は「これで安倍派は跡形もなくなる」と嘆いた。

 それと同時に安倍家の墓所も分裂の流れとなった。晋三氏の兄(安倍晋太郎氏長男)・寛信氏の政治嫌いは有名である。同氏は自分の安倍家の先祖を東京・増上寺に祀っている。父・晋太郎氏の亡骸の一部をこの増上寺に納骨しているのだ。だから最近、マスコミが「長門市の安倍家の墓じまい」と面白おかしく書き立てた。

 実際のところ、この増上寺には晋三氏の遺骨は安置されていない。長門市油谷の墓所に祀られている。未亡人・昭恵氏が管理者になる。そして本人もこの墓所に身を預ける。生活拠点として下関市に残された豪邸に住むことになった。

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