グランディーズ、2024年12月期決算 減収も増益

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 10日、(株)グランディーズ(本社:大分市、亀井浩代表)は2024年12月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は42億2,600万円(前期比8.1%減)、営業利益は4億8,200万円(同281.3%増)、経常利益は4億6,600万円(同280.0%増)、当期純利益は2億5,100万円(同40.5%増)で、減収増益となった。

 決算要因としては、主力事業の強化と関東エリアでの事業展開の促進が寄与した。とくに、建売住宅販売では新商品の開発と販売に注力し、投資用不動産事業では大型簡易宿泊所の売却を進めるとともに、新規の用地仕入・開発を進めた。また、関東エリアの事業基盤強化のため、新たに(株)三愛ホームを子会社化した。これらの施策により、営業利益と経常利益が大幅に増加したが、一方で売上高は減少した。

 来期(25年12月期)の業績予想については、売上高は48億円(前期比13.6%増)、営業利益は2億5,000万円(同48.2%減)、経常利益は2億4,000万円(同48.5%減)、当期純利益は1億8,000万円(同28.3%減)で、増収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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