WASHハウス、2024年12月期決算 増収黒字転換

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 10日、WASHハウス(株)(本社:宮崎県宮崎市、児玉康孝代表)は2024年12月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は20億8,300万円(前期比8.8%増)、営業利益は2,200万円(同69.1%増)、経常利益は2,400万円(同4.6%減)、当期純利益は3,100万円(前期は3,300万円の純損失)で、増収増益となった。

 決算要因としては、セルフランドリーの需要増加に加え、アプリ活用による販促強化が寄与した。とくに、WASHハウスアプリのダウンロード数が計画を上回るペースで伸び、利用者増による広告収入の拡大や洗剤販売の増加が業績を押し上げた。また、新型ランドリー機器の開発と店舗導入が進んだことで、設備投資の効果が表れ始めた。一方、天候要因の影響で不照日が少なかったことがランドリー利用に逆風となり、経常利益は前期を下回る結果となった。

 来期(2025年12月期)の業績予想については、売上高は32億9,200万円(前期比58.0%増)、営業利益は1億8,900万円(同748.8%増)、経常利益は1億7,800万円(同615.3%増)、当期純利益は9,000万円(同190.1%増)で、大幅な増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

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