アイキューブドシステムズ 25年6月期中間決算 増収増益

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 12日、(株)アイキューブドシステムズ(本社:福岡市中央区、佐々木勉代表)は2025年6月期中間期の連結決算を発表した。それによると、売上高は17億1,600万円(前期比20.4%増)、営業利益は4億2,300万円(同27.2%増)、経常利益は4億2,200万円(同27.5%増)、当期純利益は2億8,000万円(同26.2%増)で、増収増益となった。

 決算要因としては、主力のCLOMO事業においてOEM提供を通じた新規顧客の獲得が進んだことに加え、投資事業において営業投資有価証券の売却による売上が発生したことが寄与した。また、ワンビ(株)の株式取得を通じたWindows PC向けセキュリティ事業の強化により、CLOMO事業のARPU(導入法人数あたりの平均月間単価)向上が期待されている。一方で、製品開発費用や人件費の増加、M&A関連費用が発生し、販管費も増加した。

 通期(25年6月期)の業績予想については、売上高は35億300万円(前期比18.8%増)、営業利益は8億900万円(同17.0%増)、経常利益は7億8,600万円(同17.7%増)、当期純利益は5億3,900万円(同16.5%増)で、増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事