自民党国防部会と安全保障調査会は5月27日、合同会議を開き、日仏米豪共同訓練の実施結果を報告するとともに、自衛隊のワクチン接種について議論した。
(1)日仏米豪共同訓練
防衛省はフランス軍練習艦隊「ジャンヌダルク」との共同訓練として、4月5~7日に日仏米豪印共同訓練「ラ・ペルーズ21」(ベンガル湾)、5月4日に日仏共同訓練(沖縄周辺海域)、5月11~17日に日仏米豪共同訓練「ARC21」(九州西方海空域~相浦駐屯地・霧島演習場)を行ったと報告した。
(2)自衛隊大規模接種センターの運営状況
防衛省は、自衛隊大規模接種センターのワクチン接種実績について説明した。
(3)モデルナ社製ワクチン調査の自衛隊員参画
厚労省の提案を踏まえ、防衛省はモデルナ社製ワクチン接種早期健康調査への一部自衛隊員の参画について検討していると説明した。同調査は、短期的な副反応情報などを収集・公開するという内容。自衛隊では各幕の意向を調査し、海外派遣予定隊員など約1万人の接種を希望しているという。
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