2024年11月28日( 木 )

市民主導リベラル政党を育てよう

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 NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のメルマガ記事を抜粋して紹介する。今回は、来るべき衆院総選挙で自公や維新を打ち破るために、立民、共産、れいわ、社民は連帯し、一般市民全体に政治運動の間口を広げよと呼びかける5月23日付の記事を紹介する。

選挙ドットコムとJX通信社によるハイブリッド世論調査結果を改めて紹介したい。
https://bit.ly/3MOvyI0

次期衆院選投票予定先(比例代表)
     電話   ネット
自民   30.2   13.7
公明   4.4    3.5
立民   14.3   3.6
維新   18.8   10.4
共産    6.3   1.5
国民    3.0   1.3
れいわ   3.0   1.8
社民    0.9   0.3
NHK    1.1   1.3
参政党   1.6   1.6
分からない 13.4  59.6

支持政党
     電話   ネット
自民   30.6   12.3
公明   4.2    3.7
立民   10.3   2.5
維新    8.4   6.2
共産    5.3   1.1
国民    1.8   0.9
れいわ   1.9   1.9
社民    0.9   0.1
NHK    0.3   0.7
参政党   1.5   1.4
支持なし  34.8  69.2

電話調査では「支持政党なし」が34.8%、「次期衆院選投票先分からない」が13.4%。現在、日本の国政選挙の投票率は約5割。有権者の半分が選挙に行っていない。電話での世論調査回答者の多くは選挙に足を運ぶ人と考えられる。

選挙結果を占うには電話調査での投票予定先が有力な手がかりになる。電話調査・投票予定先の特徴は
1. 自公の合計が約35%
2. 維新が19%で立民の14%を上回る
3. 立民の14%は自民の約半分
であること。

最近10年ほどの国政選挙では投票率が約5割で投票所に足を運ぶ有権者の約半分が自公に投票してきた。しかし、自公の得票が総計として大幅に減少する可能性がある。自民党候補者は公明党の全面支援によって小選挙区で勝利してきたが、その確度が下がる。

ネット世論調査結果の特徴は
1.「支持政党なし」が69%、「次期衆院選投票先分からない」が60%
2. 次期衆院選投票先で立民3.6%に対して維新が10.4%
3. 次期衆院選投票先自民13.7%に維新10.4%が肉薄
である。

※続きは5月23日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「市民主導リベラル政党を育てよう」で。


▼関連リンク
植草一秀の『知られざる真実』

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