2022年11月17日 16:45
「サロン幸福亭ぐるり」の常連客M女が救急搬送された。第111回で紹介した「ぐるり」最強の「困ったちゃん」である。後日判明したことだが、入浴中に足腰が立たなくなり、大声で助けを求めたという。
2022年10月20日 17:30
私が住む地域でもコロナを心配して外に出ることを躊躇する高齢者がいる。「ぐるり」の常連客が誘っても拒否し、せいぜい電話での会話で済ます場合が多いと常連客は嘆く。
2022年10月19日 17:30
とうとう根負けして「芋煮会」を開催することになった。コロナ禍中、ソーシャルディスタンスを守り、マスク、手洗い、小声での会話、アクリル板、マイクの消毒…。必要なものは何でも手がけた。ところが...
2022年9月24日 06:00
2014年、隣接するURの空き店舗を借りて運営場所を移転。“居場所”というのは、「住民が来たいときに開いていること」が重要。開催日を決めて、その日に来亭を促すのは居場所ではないと思ったからだ。
2022年9月22日 17:00
今年8月13日で、運営する高齢者の居場所「サロン幸福亭ぐるり」(以下「ぐるり」)が15年目に入った。一口に15年というが、運営するとなると苦難の連続。予期せぬ事態が連続して起こり、四苦八苦だった。
2022年8月19日 17:30
「ぐるり」で継続している子ども食堂が満杯状態であることは紹介した。突然飛び込みで懇願する親と子ども。間に入る社協にも電話が入る。コロナ禍でとくに要請が増えた。
2022年8月18日 16:50
主催する「サロン幸福亭ぐるり」で開催されている子ども食堂が盛況である。基本的に生活弱者救済のための取り組みからいえば、生活困窮者層が増えていることを意味する。
2022年7月17日 06:00
この作品には制度をつくる「政府」の顔が見えない。「最初から一切、描かないと決めていました。新しい制度をどんな人がつくっているか、なかなか見えません。...
2022年7月15日 15:23
『PLAN75』(監督・早川千絵)に、カンヌ国際映画祭で新人監督賞にあたるカメラドールの特別賞が授与された。ただし、これは私が2年ほど前に見たオムニバス版とは別物で、完全リメーク版である。
2022年6月17日 10:00
音楽評論家の黒田恭一氏に、「ドレミファ…音階のシは『スィ』と発音するんだよ。アレは日本語じゃなくイタリア語ですからね」。こう指摘を受けたことがある。
2022年6月16日 11:24
オーディオ機器メーカーのオンキヨーが大阪地裁へ自己破産を申請し、破産手続開始の決定を受けた。「オンキヨーサウンド」として、一部のコアなオーディオファンには圧倒的な支持を受けていただけに残念である。
2022年5月18日 16:45
手術には身内の同意が必要とされた。身内の有無を看護師に聞かれた。するとM子は、「身内はいません」といったのだ。看護師は身内がいない場合の諸条件をM子に伝えた。トレーナー氏が困惑した顔をする。
2022年5月17日 16:00
主催する「サロン幸福亭ぐるり」には、極端に自分本位な考え方をする常連客がいる。「他人に迷惑をかけないのが私の心情」といいながら、行動の大半が迷惑をかけていることに気づかない。
2022年4月19日 16:04
生まれつき全盲だったシズにとって、身近に触れることのできるもの以外は、そのかたちも、匂いも、味も、肌触りも、指と鼻で感じることは不可能だ。それを唯一自分なりに解釈できたのは、耳から入る情報だった。
2022年4月18日 16:40
『目の見えないひとは世界をどう見ているのか』(伊藤亜沙著、光文社新書)を読んだ。伊藤の文章に惹かれるのは、学者でありながら常に現場目線で発言するからに他ならない。
2022年3月16日 15:00
『しゃぼん玉』にも謎が多い。作詞した野口雨情が自身の愛娘を2人亡くしていることから、その思いを詩に託したという説が有力である。娘の1人はみどりといった。
2022年3月15日 18:07
運営する「サロン幸福亭ぐるり」では、相も変わらずカラオケが大盛況。この装置には歌い手の得点が表示される。しかし、得点上位者が必ずしも上手とは限らない。
2022年2月18日 17:27
少し古いが、朝日新聞(16年9月7日)に、「昨年6月、日本老年学会が『現在の高齢者は10~20年前に比べて5~10歳は若返っていると想定される』と発表。意欲や能力のある高齢者が就労やボランティア活動に参加していくことの重要性を指摘した」とある。
2022年2月17日 17:00
近頃、本気で100歳まで生きたいと思っている人は少なくないのではと思う。しかし、寝たきりでの延命は本意ではない人も多いに違いない。運営する高齢者の居場所「サロン幸福亭ぐるりのコンセプトの1つが「健康」である。
2022年1月19日 17:24
大さんのシニアリポート第107回「子は親に対して扶養の義務はある」しかし、「(自分の)生活を犠牲にしてまで面倒をみる必要…