2024年07月16日( 火 )

大山眞人

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同居人いるのに孤独死、これってアリですか?(中)
同居人いるのに孤独死、これってアリですか?(中)
それでも、父親の死に気づかなかったのだろうか、という疑問は残る。作家の重松清氏は、「1つ屋根の下だけど、2つの生活があって、なかなか交じり合わない。あえて介入しない。お互いに自由に過ごす。ところがこういう不幸が起きると...
大さんのシニアリポート 地域・文化
同居人いるのに孤独死、これってアリですか?(前)
同居人いるのに孤独死、これってアリですか?(前)
コロナ禍で孤独死が増えているという。主催する「サロン幸福亭ぐるり」のあるUR((独)都市再生機構)でも、男性の孤独死が起きた。おそらく60代だと推測する...
大さんのシニアリポート 地域・文化
「させていただきます」って、意味分かりますか?(後)
「させていただきます」って、意味分かりますか?(後)
「させていただく」については、「相手側、または第三者に許可を受けて行う場合―そのことで恩恵を受けるという事実や気持ちのある場合、この2つの条件がある場合だけ、『させていただく』が適切だ」と規定されている...
大さんのシニアリポート 地域・文化
「させていただきます」って、意味分かりますか?(前)
「させていただきます」って、意味分かりますか?(前)
「やらさせていただきます」。4月5日の国会で、菅総理の答弁中に使われた言葉だ(聞き間違えだといいのだが)。最近、やたら意味不明の敬語を乱発するのを見聞きする機会が多い...
大さんのシニアリポート 地域・文化
「東日本大震災から10年」を思う(後)
「東日本大震災から10年」を思う(後)
日常に目を戻す。私が住む地区で毎年行われる防災訓練はこうだ。住民の集合場所は主に学校のグランドが指定される。この地区は一番近い小学校のグランドではなく、その小学校を横目で見ながら、隣の高校のグランドへ向かわなくてはならない...
東日本大震災から10年 大さんのシニアリポート 地域・文化
「東日本大震災から10年」を思う(前)
「東日本大震災から10年」を思う(前)
東日本大震災が起きてから10年を迎えた。震源地から遠く離れたわたしの街でも激震が襲った。外出するためガスストーブを消した直後のことだった。激しい横揺れでスチール製の本棚が崩れて、消したばかりのストーブに多数の本が落下した...
東日本大震災から10年 大さんのシニアリポート 地域・文化
コロナ禍での「孤食(個食)」について考える(後)
コロナ禍での「孤食(個食)」について考える(後)
介護を勉強するために専門学校に通っていた妻(当時65歳)が、訪問介護の実習でとあるお宅を訪問したときのこと。80過ぎの独り住まいの男性。要介護4。頼まれて昼食を作ることになり、得意の味噌汁をつくった。それを口にした彼は「あーあうまい、妻が作ってくれた味だ」と喜び、「毎日来て、食事を作ってくれ」と懇願されたという...
コロナ 政治・社会 新型コロナウイルス ニュース 大さんのシニアリポート 地域・文化
コロナ禍での「孤食(個食)」について考える(前)
コロナ禍での「孤食(個食)」について考える(前)
 私が運営する「サロン幸福亭ぐるり」の常連来亭者の半数は配偶者に先立たれたり、離婚したりした独居者である。政治・経済・芸術(演歌を除く)が話題に上ることはない。驚くことに料理の話もまったく出ない。そこに高齢者に特有な「食文化の崩壊」がみられた...
コロナ 政治・社会 新型コロナウイルス ニュース 大さんのシニアリポート 地域・文化
「ほどよい距離」と「1人」、そして「あっち側とこっち側」(後)
「ほどよい距離」と「1人」、そして「あっち側とこっち側」(後)
精神科医の熊代亨は、「いまなら発達障害などと診断されるような人が、昭和の時代にはあちこちで当たり前に暮らしていた、ということです」「一方で、いまの社会はますます清潔で行儀良く、効率的で、コミュニケーション能力が求められる。それについて行けない人に対処する需要が高まったから、発達障害が『病気』として受け入れられたようにも感じます」と指摘する...
新型コロナウイルス ニュース 大さんのシニアリポート 地域・文化
黒田恭一とアナログレコード(後)
黒田恭一とアナログレコード(後)
レコードは金と手間暇がかかる。私のオーディオ機器でも、おそらく総額150万円は軽く超えるだろう...
大さんのシニアリポート 地域・文化
黒田恭一とアナログレコード(前)
黒田恭一とアナログレコード(前)
黒田恭一がこの世を去ってから11年が過ぎた。クラシック音楽の評論家で、特にオペラには造形深く、独特の表現力で多くのファンを得ていた。評論活動だけではなく、『20世紀の名演奏』(NHK・FM)をはじめ、ラジオやテレビの音楽番組の構成兼解説者として活躍した...
大さんのシニアリポート 地域・文化
コロナ禍での子ども食堂、フードロス、そして直筆の手紙(後)
コロナ禍での子ども食堂、フードロス、そして直筆の手紙(後)
食品ロスは深刻である。環境省などの推計によると、「国内で発生する食品ロスは年612万トン。半分以上の328万トンが、外食産業での食べ残しなどを含む食品関連事業者に由来する...
フードロス 大さんのシニアリポート 地域・文化
コロナ禍での子ども食堂、フードロス、そして直筆の手紙(前)
コロナ禍での子ども食堂、フードロス、そして直筆の手紙(前)
コロナ禍で日常生活そのものに大きな変化が生じた。運営する「サロン幸福亭ぐるり」での子ども食堂も例外ではない。まず、「三密」は避けようがない...
フードロス 大さんのシニアリポート 地域・文化
音楽に見る日本人の正体(3)総集編(後)
音楽に見る日本人の正体(3)総集編(後)
マスコミそのものが筆者身近な読者同様、「敵性音楽の使用」に関心がないのかもしれない。そのように考えてみると、戦後この問題に触れたのは、管見の限りでは長田暁二氏(大衆音楽文化研究家)...
大さんのシニアリポート 地域・文化
音楽に見る日本人の正体(3)総集編(前)
音楽に見る日本人の正体(3)総集編(前)
拙著「『陸軍分列行進曲』とふたつの『君が代』―出陣学徒は敵性音楽で戦場に送られた」の発売から2カ月以上が経った。読者からの反応は実に良い。 しかし、寄せられた感想はこれまでの拙著上梓時の反応より圧倒的に少なく、それに比例するかのように販売部数も伸びていない...
大さんのシニアリポート 地域・文化
音楽に見る日本人の正体(2)「2つの『君が代』」(後)
音楽に見る日本人の正体(2)「2つの『君が代』」(後)
明治2年9月8日、越中島で行われた観兵式の際、明治天皇臨御のもと、薩摩藩軍楽隊によって初演された。こうして国歌『君が代』は誕生した。ただ、「歌いにくい」という陰口は日増しに大きくなり、やがて平気でクレームを付ける政府関係者も出てきた...
大さんのシニアリポート 地域・文化
音楽に見る日本人の正体(2)「2つの『君が代』」(前)
音楽に見る日本人の正体(2)「2つの『君が代』」(前)
「『君が代』が2つもあるとは考えもしなかった」という声も多く聞かれた。教科書などを通して「歴史の事実」を刷り込まれてしまった多くの人たちにとって、『君が代』といえば、卒業式や大相撲千秋楽などで流される「あの『君が代』」を連想する...
大さんのシニアリポート 地域・文化
音楽に見る日本人の正体(1)『陸軍分列行進曲』(後)
音楽に見る日本人の正体(1)『陸軍分列行進曲』(後)
しかし、出陣学徒壮行会で使用された「新曲」になると転調のオンパレードだ。『扶桑歌』のイントロから、いきなり『抜刀隊』に入るときにも転調。『抜刀隊』のコーダも転調されており...
大さんのシニアリポート 地域・文化
音楽に見る日本人の正体(1)『陸軍分列行進曲』(中)
音楽に見る日本人の正体(1)『陸軍分列行進曲』(中)
シャルル・ルルーは1885年に、『抜刀隊』という軍歌を、翌年には『扶桑歌』という行進曲(風)を作曲した。『扶桑歌』はとくに明治天皇に献呈された。日本陸軍軍楽隊の基礎を固め終えたルルーは、1888年にフランスに帰国...
大さんのシニアリポート 地域・文化
音楽に見る日本人の正体(1)『陸軍分列行進曲』(前)
音楽に見る日本人の正体(1)『陸軍分列行進曲』(前)
今年も新作を上梓する機会を得た。40年間温めてきた企画だが、上梓するにはそれなりの覚悟が必要だった。歴史的に定説として承認された事象に対して、「NO」を突きつける行為には勇気が要る...
大さんのシニアリポート 地域・文化