2024年12月23日( 月 )

武者リサーチ「ストラテジーブレティン」

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攻めの日銀~リスクアバーターは窮地に
攻めの日銀~リスクアバーターは窮地に
 12月20日のYCC(イールドカーブコントロール)変更、0.25%から0.5%への長期金利変動幅の拡大、はサプライズであった。誰も予期しなかったということは日銀が攻めている表れ...
日本銀行 企業・経済
2023年の経済見通し、リスクシナリオの点検(後)
2023年の経済見通し、リスクシナリオの点検(後)
 6%のコアCPIの下で3%台に長期金利が抑制されているということは、潜在的な貯蓄余剰=デフレリスクの存在、を示唆する。このことにより、いつでも金融緩和という手段を使える。
ロシア ウクライナ侵攻 企業・経済
2023年の経済見通し、リスクシナリオの点検(中)
2023年の経済見通し、リスクシナリオの点検(中)
 武者リサーチは、タガを外れたような円の暴落はまったく考えられないし、日本に円安を止めなければならない理由もない、と判断している。
企業・経済
2023年の経済見通し、リスクシナリオの点検(前)
2023年の経済見通し、リスクシナリオの点検(前)
 世界経済の急減速が続いている。IMFは世界経済見通しを2021年6.0%、2022年3.2%の後、2023年は2.7%と見ているが、さらなる下方修正は必至。
ロシア ウクライナ侵攻 企業・経済
ドル高がもたらす世界成長、ドル帝国循環の始動(後)
ドル高がもたらす世界成長、ドル帝国循環の始動(後)
 かくしてドル高が米国の輸入増加(=米国の債務増加)、世界成長の加速と資本の米国への集中という好循環を引き起こし始めている。
ドル高 企業・経済
ドル高がもたらす世界成長、ドル帝国循環の始動(前)
ドル高がもたらす世界成長、ドル帝国循環の始動(前)
 2022年は大不況になって当然の年と思われた。
ドル高 企業・経済
喫緊の企業戦略3つの大転換(後)
喫緊の企業戦略3つの大転換(後)
 バブル崩壊以降、日本企業は保守的財務戦略に徹してきた。借金を減らし、利益の社外流出を抑えて自己資本を厚くし、ひとたび危機が起きたときに備えるため財務クッションを著しく高めてきた。
企業・経済
喫緊の企業戦略3つの大転換(前)
喫緊の企業戦略3つの大転換(前)
 Q 武者リサーチは2023年が日本経済大転換の年であり、企業も戦略を抜本的に変更しなければいけない、と訴えています...
企業・経済
中国宮廷革命と日本への影響(後)
中国宮廷革命と日本への影響(後)
 米中対立による脱中国の動きは、日本の円安Jカーブ効果をより加速するものとなるだろう。Jカーブ効果とは、円安により当初は、輸入単価が上昇して貿易赤字が増える(円安はマイナスに見える)が、やがて大きな数量増加の好循環をもたらす、というものである。
国際
中国宮廷革命と日本への影響(中)
中国宮廷革命と日本への影響(中)
 米国の対中封じ込め政策は、一気に高まるだろう。10月7日米国商務省は、「半導体、スーパーコンピューターなどに関した対中輸出規制」を著しく強化した。
国際
中国宮廷革命と日本への影響(前)
中国宮廷革命と日本への影響(前)
 中国共産党第20回大会で宮廷革命が強行され、習近平氏が独裁体制を確立したことを世界に知らしめた。
国際
円急落が「デフレ均衡」を瓦解させる(後)
円急落が「デフレ均衡」を瓦解させる(後)
 この恒常的資本流出のメカニズムが、円急落により終わりを迎えるかもしれない。第一に企業投資の重点が、海外から国内へとシフトしつつある。
株式会社武者リサーチ 企業・経済 円安
円急落が「デフレ均衡」を瓦解させる(前)
円急落が「デフレ均衡」を瓦解させる(前)
 円安の嵐は、豊かな日本を呼び戻すトリガーになる可能性は高い。
株式会社武者リサーチ 企業・経済 円安
必至のポートフォリオ大改造 日本株爆騰開始前夜か(後)
必至のポートフォリオ大改造 日本株爆騰開始前夜か(後)
 国内設備投資急増の兆しが表れている。9月の日銀短観の2022年度の設備投資計画は、全産業16.4%、製造業21.2%と過去最高の伸びとなった。
企業・経済
必至のポートフォリオ大改造 日本株爆騰開始前夜か(中)
必至のポートフォリオ大改造 日本株爆騰開始前夜か(中)
 惨憺たる9月が終わった。8月末のジャクソンホールでのパウエルFRB議長スピーチ以降、市場で広がっていた早期利下げ期待が急速に後退した。
企業・経済
必至のポートフォリオ大改造 日本株爆騰開始前夜か(前)
必至のポートフォリオ大改造 日本株爆騰開始前夜か(前)
 惨憺たる9月が終わった。8月末のジャクソンホールでのパウエルFRB議長スピーチ以降、市場で広がっていた早期利下げ期待が急速に後退した。
企業・経済
マイナス実質金利の下でのドル高進行(後)
マイナス実質金利の下でのドル高進行(後)
 インフレはピークアウト、FRBは断固とした利上げによりインフレマインドのスパイラル拡大にキャップをかけた。
企業・経済
マイナス実質金利の下でのドル高進行(中)
マイナス実質金利の下でのドル高進行(中)
 2022年に大きく変化したことはドル高である。主要国通貨加重平均でみたドル指数、ドルインデックスは過去一年間で92から110へと19%上昇した。武者リサーチは一貫して米国のイノベーションの強さと長期ドル高トレンドを主張してきた。
企業・経済
マイナス実質金利の下でのドル高進行(前)
マイナス実質金利の下でのドル高進行(前)
 2022年は前人未到の不透明な環境の下で始まった。米中対立と保護主義、40年ぶりの高インフレ、サプライチェーンの寸断、急ピッチの利上げ・金融引き締め、コロナによる働き方・生き方の変化と労働市場の変質...
企業・経済
日本株に蓄えられた大きな反発力(後)
日本株に蓄えられた大きな反発力(後)
 第二に、日銀の執拗な低金利維持は、債券と株式の間に空前の価格差をもたらしている。株や債券などの金融資産の価格は、利回りから類推することができる。
企業・経済