2022年4月5日 14:00
通貨の長期推移を振り返ると、日本円と中国人民元の特異性が際立つ。図表5に示す1995年以降の主要国通貨の実質実効レート推移により考えてみよう。
2022年3月19日 06:00
米国とNATOは中国に踏み絵を迫っている。ロシア産天然ガスの購入、軍事物資支援などを通して経済支援を行い、西側の制裁に対する抜け道を提供することが疑われているが、それへの対応次第では中国が孤立しかねない。
2022年3月18日 13:00
軍事、地政学の専門家ではないが、一定の論点整理を試みたい。電光石火の攻撃により緒戦で勝利し、ウクライナ側に(1)非武装中立化、(2)クリミア半島の主権譲渡などをのませるというプーチン氏の目論見は完全に失敗した。
2022年3月7日 17:07
ロシアがウクライナに対する軍事侵攻に踏み切って1週間が経ち、両代表団によってベラルーシで停戦協議が行われている。刻々変化する戦況を判断することは危険ではあるが...
2022年3月2日 17:31
グッドニュースはデフレの最悪期はアベノミクス登場で過ぎ去ったことである。円高が止まりデフレ(恒常的物価下落)も終焉し、日本においても企業には旺盛なアニマルスピリットが戻っている。
2022年3月1日 16:06
この生産性上昇の果実は経済統計ではほとんど捕捉できていないので、人々は需要不足とデフレリスクのマグニチュードを軽視してしまう。
2022年2月28日 16:12
「潮が引いた時、誰が裸で泳いでいたかがわかる」、はカリスマ投資家W・バフェットの言葉であるが、コロナパンデミックは我々に意外な気付きを与えた。日本人の萎縮した経済心理が世界の常識からかけ離れているという事実である。
2022年2月9日 09:00
賃金格差縮小のトレンドは今後どうなるであろうか。低スキル分野での労働需給ひっ迫は一時的で、いずれ解消されるとの見方もある。
2022年2月8日 09:00
デジタル革命が進行し、デジタルデバイドと称される格差が拡大してきた。高い技能を持つ労働者は生産性を高めるので高賃金を享受できるが、技術のない非熟練労働者は生産性が上がらず賃金上昇も遅れる。
2022年1月7日 16:37
NetIB‐Newsでは、(株)武者リサーチの「ストラテジーブレティン」を掲載している。今回は2022年1月1日付の記事…
2022年1月6日 15:30
NetIB‐Newsでは、(株)武者リサーチの「ストラテジーブレティン」を掲載している。今回は2022年1月1日付の記事…
2022年1月5日 16:17
NetIB‐Newsでは、(株)武者リサーチの「ストラテジーブレティン」を掲載している。今回は2022年1月1日付の記事…
2021年12月16日 14:50
株は乱高下するリスクの高い資産である。これは貯蓄手段としては望ましくないという議論をする人がいる。また米国の株価はPBR4倍と主要国のなかでは突出して高くなっている...
2021年12月15日 06:00
米国の株式を中心とした金融を考えると、米国の資本主義がどうも新しい段階に進化しているのではないかという仮説にたどり着く
2021年12月14日 11:22
1980年頃のアメリカの長期金利は15%、これが昨年8月には0.5まで低下した。この約40年間にわたる金利低下、これがアメリカの金融市場の最も重要なアンカーとなった
2021年12月13日 06:00
2022年の金融環境を楽観的に考えられる第一の理由は、今のインフレが一過性であること。第二の理由は、長期的な金利低下の趨勢が続き、経済や金融のアンカーになるということである
2021年12月10日 14:43
2022年、経済と市場は引き続き明るい年になるだろう。コロナパンデミックからの正常化が進展し、イノベーションが加速するのに加え
2021年12月8日 17:22
ウォール街も対中投資を大きく増加させている。中国家計が保有する巨額の貯蓄の獲得競争が起きている。JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、ブラックロックといった金融機関の中国子会社100%比率の認可など、中国政府による外資開放が進展している