2024年07月16日( 火 )

脊振の自然に魅せられて

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「脊振の自然を愛する会」の代表・池田友行氏による、脊振山系の四季を伝えるエッセイ。
『脊振の自然に魅せられて』「令和元年ふくおか地域づくり活動賞受賞と今年の計画」
『脊振の自然に魅せられて』「令和元年ふくおか地域づくり活動賞受賞と今年の計画」
昨年10月に応募していた「令和元年ふくおか地域づくり活動賞」の決定通知が年末に届きました(主催:福岡県)。結果は活動賞(10団体)で、表彰状と副賞5,000円相当をいただきました。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「赤い実をつける冬の植物たちとの出会い」
『脊振の自然に魅せられて』「赤い実をつける冬の植物たちとの出会い」
春に咲いた樹木の花のムシカリやゴマギ、カマツカ、マユミなどは晩秋になると赤い実をつけます。赤い実をつけて鳥たちに「食べてほしい」と伝えているように思えます。鳥たちは消化できない種を地面に落とします。赤い実をつけた植物たちは、鳥たちに少しでも遠くに種を運んでもらい、子孫を増やそうとしているのです。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「九州水フォーラム2019」に参加して
『脊振の自然に魅せられて』「九州水フォーラム2019」に参加して
「九州水フォーラム2019」が12月11日(水)、福岡市中央区の「電気ビル共創館」で開催された。脊振の自然を愛する会としては今回で3回目、ポスターセッションへの参加である。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「道標整備登山」(後)
『脊振の自然に魅せられて』「道標整備登山」(後)
小爪峠の中間地点へ着いた。ここに道標 NO23-1を設置しているが、すっかり苔に覆われていた。「休憩してから磨きましょう」と言い、それぞれが腰を下ろし、ザックから行動食を出し、エネルギー補強を始めた。Sからクリームパンをもらったので、持参した暖かいコーヒーを飲みながらクリームパンを食べる。私も皆にアーモンドチョコを振る舞った。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「道標整備登山」(前)
『脊振の自然に魅せられて』「道標整備登山」(前)
西南学院大学ワンダーフォーゲル部の学生およびOB・OGと早良区役所、市民の共働で2008~2013年の5年間で脊振山~三瀬峠間に70本の道標を設置した。道標は野晒しなので、10年も経つと苔が生えたり、汚れたりして劣化する。また日当たりが悪く湿気のある場所にある道標の一部は支柱が腐食し始めている。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「脊振山系が日本山岳遺産に認定」
『脊振の自然に魅せられて』「脊振山系が日本山岳遺産に認定」
ワンゲル仲間や学生、早良区役所と脊振山系に道標を設置して10年が経過した。これまでクリーンアップ登山や山開きを開催し、脊振の自然に触れる機会を提供してきた。おかげで山でのゴミをほとんど見かけなくなった。今年7月、「こんな申請もありますよ」と環境省関係者から日本山岳遺産基金のチラシを手渡された。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「見事な脊振の紅葉」
『脊振の自然に魅せられて』「見事な脊振の紅葉」
「そろそろ脊振の紅葉時期だ」。4駆のマイカー(トトロ2号)で椎原のバス停から板谷峠に続く県道136号の山道を走る。上り坂の中間地点にある荒谷集落付近は2年前に起きた土砂崩れの修復中で「迂回してください」との表示。細い集落の道路を何度かハンドルを切り板谷集落へ。しばらく県道を進み板谷集落から自衛隊道路へと入る。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』(番外編)~「恒例の英彦山登山へ」
『脊振の自然に魅せられて』(番外編)~「恒例の英彦山登山へ」
青春時代を過ごした仲間と英彦山へ登るのが毎年恒例となっている。筑豊の田川で中学、高校とともに学び、ともに遊んだ仲間である。それぞれ大学へ進み、サラリーマン生活を終えている。定年後の集まりは『青春の門』と名付けた。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』脊振の写真集 10年間の記録~「脊振讃歌II」を出版
『脊振の自然に魅せられて』脊振の写真集 10年間の記録~「脊振讃歌II」を出版
ポジフィルムで10年間撮りためた脊振の写真集「脊振讃歌」を2008年1月に出版しました。出版後も、デジタルカメラで脊振の撮影を続けました。脊振山系は福岡や佐賀の都心から近く、その自然の魅力には奥深いものがあります。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』第14回脊振クリーンアップ登山を開催して
『脊振の自然に魅せられて』第14回脊振クリーンアップ登山を開催して
2009年から開催してきた「脊振クリーンアップ登山」も今年で14回目となる。脊振山系の道標設置完了後、その活動を継承し、毎年開催している。福岡市早良区役所が西南学院大学ワンダーフォーゲル部を支援し、主催は西南学院大学ワンダーフォーゲル部(ワンゲル)、後援が福岡市早良区役所。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「里山を彩る ヒガンバナ」彼岸花 ヒガンバナ科
『脊振の自然に魅せられて』「里山を彩る ヒガンバナ」彼岸花 ヒガンバナ科
9月中旬から10月初めに田んぼや里山を歩いていると、赤い花が田んぼの土手に彩りを添えるように群生しています。皆さんご存知の彼岸花(曼珠沙華 マンジュシャゲ)です。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「ゲンノショウコ」‟現の証拠” フウロソウ科
『脊振の自然に魅せられて』「ゲンノショウコ」‟現の証拠” フウロソウ科
ゲンノショウコ?古くから胃腸薬として使われ、飲むとたちまち胃腸が回復するということで「現の証拠」と名付けられたようです。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「金山の道標立て替えと修復作業」
『脊振の自然に魅せられて』「金山の道標立て替えと修復作業」
2008年10月から設置してきた脊振の道標もほぼ完成、2013年までの5年間で70本近く設置したことになる。金山(967m)の山頂に墨で書かれた立派な道標が立っていた。しかし、年々、支柱が痛んできて腐って倒れそうになっていたので、「これは立て替えるべきだ」と思い立った。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「幸せを呼ぶ蜂 ブルー・ビーに会えて」ルリモンハナバチ(ミツバチ科)
『脊振の自然に魅せられて』「幸せを呼ぶ蜂 ブルー・ビーに会えて」ルリモンハナバチ(ミツバチ科)
9月6日(金)、台風13号は石垣島周辺にあり、北部九州に接近するには、まだ1日あるとみて、会員の Mさんを誘い金山(967m)に出かけた。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「秋の花 キツリフネ」黄釣船 ツリフネソウ科
『脊振の自然に魅せられて』「秋の花 キツリフネ」黄釣船 ツリフネソウ科
前回のツリフネソウ同様、キツリフネも茎の下に花が釣り下がっています。ツリフネソウとの違いは花が黄色いことと、花が口を大きく開けており、お尻の部分が細くなって巻いていないところです。早朝、鑑賞に行くと、花の上で朝露が丸い真珠の玉のように輝いています。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「秋の花 ツリフネソウ」釣船草 ツリフネソウ科
『脊振の自然に魅せられて』「秋の花 ツリフネソウ」釣船草 ツリフネソウ科
9月に水辺や渓流沿いの登山道を歩くと、赤紫色の花がたくさん咲いているのを見かけます。水辺を好む花「ツリフネソウ」です。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「夏だ! 沢登りの季節がやってきた」
『脊振の自然に魅せられて』「夏だ! 沢登りの季節がやってきた」
今年の夏は例年より暑さを感じます(加齢のせいもあり)。こんな時期の山旅は沢に限ります。福岡市早良区飯場に福岡市で唯一の大型渓谷「野河内渓谷」があります。この渓谷は井原山直下の水無鍾乳洞に源を発しています。水無鍾乳洞周辺から上部は西日本最大のオオキツネノカミソリの群生地があり、7月末から8月上旬まで黄色い花を一斉に咲かせます。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』~不法投棄ゴミ処理大作戦(後)
『脊振の自然に魅せられて』~不法投棄ゴミ処理大作戦(後)
農作業になれた人たちが草刈機で現場入口の笹を刈り始めました。大量のゴミを発見した3月末とは違い、笹藪に覆われ、上部から覗いてもゴミが分からない程になっていたのです。伸縮自在のアルミのハシゴが掛けられ、現場に降りる人たち。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』~不法投棄ゴミ処理大作戦(前)
『脊振の自然に魅せられて』~不法投棄ゴミ処理大作戦(前)
今年3月末、いつものワンゲル仲間(脊振の自然を愛する会)とムシカリの鑑賞へ出かけました。椎原バス停から車谷登山口~脊振山頂直下の藪漕ぎルートです。脊振山系では3月末からマンサクを始め、灌木の花が咲き始めます。
地域・文化
『脊振の自然に魅せられて』「カマツカの花」バラ科の落葉低木
『脊振の自然に魅せられて』「カマツカの花」バラ科の落葉低木
皆さまはカマツカをご存知ですか。「カマツカ?」そう鎌(カマ)の柄(ツカ)です。枝は太くありませんが、弾力があり、鎌の柄に使われました。脊振の標高700m—800mの縦走路にカマツカが自生しています。
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