2024年11月24日( 日 )

未来トレンド分析シリーズ

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国際政治経済学者・浜田和幸氏による世界のトレンド、情勢、経済などの解説。

浜田 和幸(はまだ・かずゆき)
 国際未来科学研究所主宰。国際政治経済学者。東京外国語大学中国科卒。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。新日本製鐵、米戦略国際問題研究所、米議会調査局などを経て、現職。
コロナウイルス禍の裏で進むデジタル人民元によるドル追い落とし(4)
コロナウイルス禍の裏で進むデジタル人民元によるドル追い落とし(4)
今から6年前の14年、中国商務省は「デジタル通貨の研究と実践を通じて、人民元はドルにとって代わる通貨を目指す。その目標は15年以内に達成する」との方針を明らかにしていた。アメリカの財務長官の危機感はよくわかるが、トランプ大統領からは中国のデジタル通貨戦略に対抗できるような動きはいまだ打ち出されていない...
国際
コロナウイルス禍の裏で進むデジタル人民元によるドル追い落とし(3)
コロナウイルス禍の裏で進むデジタル人民元によるドル追い落とし(3)
こうしたアメリカ主導のドル基軸体制に対抗する動きがじわじわと広がり始めてきたのである。とくに中国はアメリカとの貿易通商摩擦を背景に独自のデジタル通貨発行に意欲を燃やしている。中国以外にもデジタル人民元を普及させようとの動きが出てきた...
国際
コロナウイルス禍の裏で進むデジタル人民元によるドル追い落とし(2)
コロナウイルス禍の裏で進むデジタル人民元によるドル追い落とし(2)
実は、19年にアメリカのフェイスブック社が「リブラ」と銘打ったデジタル通貨の発行計画を発表した。フェイスブックといえば、世界中で27億人が使っているわけで、その27億人の間でお金のやり取りを行う際に、ブロックチェーン技術を活用してデジタル化を図ろうという構想であった...
国際
コロナウイルス禍の裏で進むデジタル人民元によるドル追い落とし(1)
コロナウイルス禍の裏で進むデジタル人民元によるドル追い落とし(1)
「ポスト・コロナ時代」の金融や国際貿易の在り方を一変させるような動きが静かに始まった。ある意味では、国際関係そのものを覆す可能性を秘めている。その震源地は今回のコロナウイルスと同じで、中国に他ならない...
国際
新型コロナ感染拡大の裏で進むより深刻な脅威の数々(4)
新型コロナ感染拡大の裏で進むより深刻な脅威の数々(4)
さらなる迫りくる危機は、ヨーロッパに押し寄せる難民である。その最前線に晒されているのはギリシャに他ならない...
I・B TOKYO 国際
新型コロナ感染拡大の裏で進むより深刻な脅威の数々(3)
新型コロナ感染拡大の裏で進むより深刻な脅威の数々(3)
日本でもメディアは、朝から晩まで新型コロナウイルスの感染に関するニュースを流している。あたかも世界はコロナウイルス一色に染まったかのようだ。しかし、未来学の観点から捉えれば...
I・B TOKYO 国際
新型コロナ感染拡大の裏で進むより深刻な脅威の数々(2)
新型コロナ感染拡大の裏で進むより深刻な脅威の数々(2)
とはいえ、「転んでもただは起きぬ」のが破産倒産を何度も潜り抜けたトランプ氏である。今回も、非常事態宣言を発した裏側で、しっかりとファミリー・ビジネスのチャンスを手にしようと動いている...
I・B TOKYO 国際
新型コロナ感染拡大の裏で進むより深刻な脅威の数々(1)
新型コロナ感染拡大の裏で進むより深刻な脅威の数々(1)
コロナウイルス一色に染まっているニュースの陰で、より大きくかつ深刻な問題も起こっている。複眼的な問題意識をもって見なければ、足元をすくわれることに...
I・B TOKYO 国際
新型コロナウイルスは第3次世界大戦の幕開けか(4)
新型コロナウイルスは第3次世界大戦の幕開けか(4)
実は、海外に展開中の800カ所の米軍基地の多くで、感染者の報告が相次いでいた。現時点ではそうした報道は規制されているが、日本の横須賀基地でも米軍兵士や関係者の感染は問題となっており、厚木基地内に特別の隔離病棟を設置するなど、在韓米軍の感染者を含む患者の搬送受け入れ態勢の整備も進んでいる...
国際
新型コロナウイルスは第3次世界大戦の幕開けか(3)
新型コロナウイルスは第3次世界大戦の幕開けか(3)
デトロイトの3大自動車メーカーもアメリカ国内の工場はすべて閉鎖に追い込まれた。それどころか、デトロイトでは医療従事者が2,000人以上も感染し、町全体がゴーストタウン化しつつある...
国際
新型コロナウイルスは第3次世界大戦の幕開けか(2)
新型コロナウイルスは第3次世界大戦の幕開けか(2)
アメリカのノースイースタン大学のネットワーク・サイエンス研究所のスカルピーノ助教授曰く「昨年末に武漢から発生したとされる新型コロナウイルスのような病原菌は、実は何年も前からあちこちを飛び回っていた...
国際
新型コロナウイルスは第3次世界大戦の幕開けか(1)
新型コロナウイルスは第3次世界大戦の幕開けか(1)
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事の発言が世界に波紋を投げかけている。曰く「2020年の世界経済は1929年に発生した世界大恐慌以来、短期的には最悪の不景気に陥る...
東京オリンピック・パラリンピック 国際
COVID-19感染拡大の裏で進む、より深刻な脅威の数々(後)
COVID-19感染拡大の裏で進む、より深刻な脅威の数々(後)
実は、多くの耳目が新型コロナウイルスに釘付けになっているのだが、その陰ではさらなる深刻なリスク要因が大きな影を投げかけているのである。マジシャンの手口に例えれば、右手を高く上げ、観客の関心を引きつけている間に、左手でマジックの種を仕込んでいるに等しい。どういうことか説明してみたい。
国際
COVID-19感染拡大の裏で進む、より深刻な脅威の数々(中)
COVID-19感染拡大の裏で進む、より深刻な脅威の数々(中)
すでにクシュナー氏の肝いりで、身内の関係する製薬会社「オスカー・ヘルス」では新薬の試験を始めた。そのうえ、診察を希望する人たちを最寄りの医療機関に紹介するアプリの開発も進めている。こうした開発に関わる経費は全額、国の緊急予備費で賄うという算段に他ならない。
国際
COVID-19感染拡大の裏で進む、より深刻な脅威の数々(前)
COVID-19感染拡大の裏で進む、より深刻な脅威の数々(前)
昨年末に武漢から発生したとされる新型コロナウイルス(COVID-19)は瞬く間に世界を席巻してしまった。ヨーロッパではイタリアを筆頭にフランスやスペインでも感染者や死者が激増している。
国際
世界を混乱させる新型コロナウイルスCOVID-19の感染力(3)
世界を混乱させる新型コロナウイルスCOVID-19の感染力(3)
3月2日午後、北朝鮮は東部の元山(ウォンサン)付近から日本海に向け短距離ミサイルを2発発射した。こうした飛翔体の発射は昨年11月以来のこと。
河野太郎 国際
世界を混乱させる新型コロナウイルスCOVID-19の感染力(2)
世界を混乱させる新型コロナウイルスCOVID-19の感染力(2)
「再選間違いなし」と思われてきたトランプ大統領の前途に暗雲が立ち込み始めた。新型コロナウイルスについて、トランプ大統領は「アメリカには世界最高の医療チームが健在だ。多少の感染者は出るかもしれないが、まったく問題ない」と豪語していた。
国際
世界を混乱させる新型コロナウイルスCOVID-19の感染力(1)
世界を混乱させる新型コロナウイルスCOVID-19の感染力(1)
「再選間違いなし」と思われてきたトランプ大統領の前途に暗雲が立ち込み始めた。新型コロナウイルスについて、トランプ大統領は「アメリカには世界最高の医療チームが健在だ。多少の感染者は出るかもしれないが、まったく問題ない」と豪語していた。ところが、カリフォルニア州、ワシントン州、テキサス州などで次々と感染者が発生。死者も相次いでいる。
国際
新型コロナウイルスの蔓延と米中貿易「第一段階」合意の行方(4)
新型コロナウイルスの蔓延と米中貿易「第一段階」合意の行方(4)
見逃せないのは、中国は「アメリカが関税を削減、撤廃することがアメリカからの輸入を拡大する条件」と主張している点だ。実は、19年大阪でのG20サミットの折にトランプ大統領は習主席に「貿易交渉の再開のために追加の関税はかけない」と約束した。
新型コロナウイルス関連 国際
新型コロナウイルスの蔓延と米中貿易「第一段階」合意の行方(3)
新型コロナウイルスの蔓延と米中貿易「第一段階」合意の行方(3)
今回、トランプ大統領が「怪物のような巨大な、そして美しい取引」と強調した米中「第一段階」合意の内容を検証してみたい。結論からいえば、2年前にすでに基本的な合意が形成されていたものばかり。
新型コロナウイルス関連 国際