2024年12月27日( 金 )

未来トレンド分析シリーズ

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国際政治経済学者・浜田和幸氏による世界のトレンド、情勢、経済などの解説。

浜田 和幸(はまだ・かずゆき)
 国際未来科学研究所主宰。国際政治経済学者。東京外国語大学中国科卒。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。新日本製鐵、米戦略国際問題研究所、米議会調査局などを経て、現職。
新型コロナウイルスの蔓延と米中貿易「第一段階」合意の行方(3)
新型コロナウイルスの蔓延と米中貿易「第一段階」合意の行方(3)
今回、トランプ大統領が「怪物のような巨大な、そして美しい取引」と強調した米中「第一段階」合意の内容を検証してみたい。結論からいえば、2年前にすでに基本的な合意が形成されていたものばかり。
新型コロナウイルス関連 国際
新型コロナウイルスの蔓延と米中貿易「第一段階」合意の行方(2)
新型コロナウイルスの蔓延と米中貿易「第一段階」合意の行方(2)
これまで、アメリカはことあるごとに、中国の不公正な貿易慣習や国営企業の優遇政策を問題視してきた。何もトランプ大統領になってから始まったわけではない。過去20年にわたり、アメリカの歴代政権は中国による「知的財産権保護の不十分さ」「国営企業優遇による競争排除」「補助金供与による低コスト生産とダンピング輸出」を繰り返し批判してきた。
新型コロナウイルス関連 国際
新型コロナウイルスの蔓延と米中貿易「第一段階」合意の行方(1)
新型コロナウイルスの蔓延と米中貿易「第一段階」合意の行方(1)
中国最大・最長の揚子江の要ともいえる武漢で発生した新型コロナウイルスは変異を繰り返し、感染者も死者も拡大する一方である。発生源については野生動物のコウモリ説もあれば、汚染の進む揚子江で捕れた魚介類説もあり、いまだ特定に至っていない。
新型コロナウイルス関連 国際
ソフトパワー戦争に突入したアメリカとイラン 日本は仲介役をはたせるのか?(5)
ソフトパワー戦争に突入したアメリカとイラン 日本は仲介役をはたせるのか?(5)
トランプ大統領に対しドイツもフランスも手を焼いている。アメリカに拠点を構える「ドイツ・マーシャル・ファンド」のコレット上級顧問曰く「ヨーロッパはトランプ大統領に愛想をつかしている
国際
ソフトパワー戦争に突入したアメリカとイラン 日本は仲介役をはたせるのか?(4)
ソフトパワー戦争に突入したアメリカとイラン 日本は仲介役をはたせるのか?(4)
周りの側近や使用人からも愛想をつかされているようだが、ヨーロッパの指導者からは背を向けられる事態に直面しているのが今のトランプ大統領である。
国際
ソフトパワー戦争に突入したアメリカとイラン 日本は仲介役をはたせるのか?(3)
ソフトパワー戦争に突入したアメリカとイラン 日本は仲介役をはたせるのか?(3)
トランプ大統領を「精神鑑定にかけるべき」との声がアメリカの医師たちから緊急提言として出されている。アメリカ議会に対して、「早急な精神鑑定を行う必要がある」という声明を発表。「大統領としての職務を遂行するにはあまりにも言動に一貫性がなく、精神不安定の兆候が明らかだ」というのが、その理由だ。
国際
ソフトパワー戦争に突入したアメリカとイラン 日本は仲介役をはたせるのか?(2)
ソフトパワー戦争に突入したアメリカとイラン 日本は仲介役をはたせるのか?(2)
イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官はいかなる人物だったのか?イランの国民的英雄は1957年3月11日の生まれ。貧しい農家の出身である。父親は借金を重ね農業を営んでいたが、借金の返済が追いつかず、破綻。ソレイマニ氏は13歳から家計を助けるため、建設現場で働き始めた。
国際
ソフトパワー戦争に突入したアメリカとイラン 日本は仲介役をはたせるのか?(1)
ソフトパワー戦争に突入したアメリカとイラン 日本は仲介役をはたせるのか?(1)
2020年は波乱含みのスタートとなった。トランプ大統領がイランの国民的英雄ソレイマニ司令官(62歳)をイラクの首都バグダッドの空港でドローン攻撃によって暗殺したためだ。イランには通常の軍隊とは別に「革命防衛隊」と呼ばれるエリート部隊が存在する。
国際
加熱する米中貿易戦争 データ覇権で遅れる日本(4)
加熱する米中貿易戦争 データ覇権で遅れる日本(4)
国際政治経済学者浜田和幸氏最近のデータによれば、アメリカの大学や大学院で電子工学や石油化学関連を学ぶ学生の81%は外国人…
国際
加熱する米中貿易戦争 データ覇権で遅れる日本(3)
加熱する米中貿易戦争 データ覇権で遅れる日本(3)
国際政治経済学者浜田和幸氏威圧的なアメリカの現状2018年11月に3度目の来日をはたしたアメリカのペンス副大統領も、トラ…
国際
加熱する米中貿易戦争 データ覇権で遅れる日本(2)
加熱する米中貿易戦争 データ覇権で遅れる日本(2)
国際政治経済学者浜田和幸氏アメリカを凌駕する中国の挑戦ところで、アメリカ農務省は2015年4月の時点で、さらに驚くべき報…
国際
加熱する米中貿易戦争 データ覇権で遅れる日本(1)
加熱する米中貿易戦争 データ覇権で遅れる日本(1)
国際政治経済学者浜田和幸氏米中間の対立は精鋭化する一方である。当初は関税の掛け合いであったが、その後、「新冷戦」と揶揄さ…
国際
日本経済の飛躍のカギ“水力(ウォーター・パワー)”(4)
日本経済の飛躍のカギ“水力(ウォーター・パワー)”(4)
地球上の生命は水を介してすべてが循環している。この水の流れを滞らないようにすることが、生命体である人間にとっても地球にとっても欠かせない。水そのものを大切にするのは当然であるが、加えて、水を生かす生き方をどこまで実践できるかどうかが、今、我々に問われている。
国際
日本経済の飛躍のカギ“水力(ウォーター・パワー)”(3)
日本経済の飛躍のカギ“水力(ウォーター・パワー)”(3)
欧米の水メジャーが仕掛ける大規模な水ビジネスのなかで、日本は単なるパーツの提供、納入業者の地位に甘んじてきた。言い換えれば、最も儲かる水道事業の管理、運営の部分はことごとく世界の三大水メジャーに押さえられてきたわけだ。
国際
日本経済の飛躍のカギ“水力(ウォーター・パワー)”(2)
日本経済の飛躍のカギ“水力(ウォーター・パワー)”(2)
世界の淡水化ビジネスは年14%の伸びが見込まれているため、水質汚染の防止や逆浸透膜を利用した海水の淡水化や排水の浄化再利用に欠かせない技術をもつ日本企業に対する期待は高まる一方である。
国際
日本経済の飛躍のカギ“水力(ウォーター・パワー)”(1)
日本経済の飛躍のカギ“水力(ウォーター・パワー)”(1)
世界最大の種子メーカーであるアメリカのモンサントは、20年以上前から「水道ビジネスほど将来の高い成長を秘めた産業はない」との認識を明らかにしてきた。そのため、日本企業がもつ海水の淡水化技術、汚水の浄化技術、飲料水や工業用水を人工的につくり出す造水技術に熱い眼差しを寄せており、この間、そうした技術をもつ日本企業に対する買収攻勢を展開してきた。
国際
世界を変える「ブロックチェーン」と日本発の可能性(4)
世界を変える「ブロックチェーン」と日本発の可能性(4)
国際政治経済学者浜田和幸氏日本、そして北朝鮮さて、肝心の日本の取り組みであるが、残念ながら、世界の潮流からは大きく後塵を…
国際
世界を変える「ブロックチェーン」と日本発の可能性(3)
世界を変える「ブロックチェーン」と日本発の可能性(3)
国際政治経済学者浜田和幸氏アメリカとインドブロックチェーンは無限の可能性を秘めた新技術である。その応用範囲は広い。たとえ…
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世界を変える「ブロックチェーン」と日本発の可能性(2)
世界を変える「ブロックチェーン」と日本発の可能性(2)
国際政治経済学者浜田和幸氏中国―先見性とスピードで世界を凌駕ここ数年、国家の規制にとらわれない企業連合の誕生に世界の耳目…
国際
世界を変える「ブロックチェーン」と日本発の可能性(1)
世界を変える「ブロックチェーン」と日本発の可能性(1)
国際政治経済学者浜田和幸氏国際関係やビジネスのあり方を一変させる可能性を秘めた技術開発が急展開を見せているが、その主役は…
ブロックチェーン 国際