2024年12月21日( 土 )

大山眞人

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高齢者「2025年問題」「老後1人難民」の恐怖(後)
高齢者「2025年問題」「老後1人難民」の恐怖(後)
 前出のように自治体には温度差があり、公的なサービスにも限界がある。不足分はどうしても「高齢者など終身サポート事業」を提供する民間の業者に頼らざるを得ない。
地域・文化
高齢者「2025年問題」「老後1人難民」の恐怖(前)
高齢者「2025年問題」「老後1人難民」の恐怖(前)
 今春、運営する「サロン幸福亭ぐるり」は場所を変え、「サロン幸福亭」と名称を変更して再出発した。理由は運営資金の問題と行政との関わりより地域住民との関係を重視するという運営内容の変更のためである。
地域・文化
「8がけ社会」と若者の不満(後)
「8がけ社会」と若者の不満(後)
 一方で、「8がけ社会」を担わされる若者には不満が残る。医療保険・年金制度の先行き不安、社会保障の不公平感が、「年寄りは恩恵を受けて、若者ばかりが割を食う」という意識が確実にある。
大さんのシニアリポート 地域・文化
「8がけ社会」と若者の不満(前)
「8がけ社会」と若者の不満(前)
 「100年後に都市は激減し、栄えるのは東京と福岡だけになる」と明言する京都大学経済研究所教授の森知也(都市経済学、空間経済学)氏...
大さんのシニアリポート 地域・文化
認知症の現状と問題点(後)
認知症の現状と問題点(後)
 先日、運営していた「サロン幸福亭ぐるり」の常連客だったKさんに久方ぶりに会った。足腰が衰えたのかカートを押して買い物に出かける途中だった。「しばらく、元気にしていた?」と声をかけた。
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認知症の現状と問題点(前)
認知症の現状と問題点(前)
 国際アルツハイマー病協会は1994年、WHO(世界保健機構)と共同で、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定した。
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「誰にも迷惑をかけず、ひっそり」と死ぬことはできないのです(後)
「誰にも迷惑をかけず、ひっそり」と死ぬことはできないのです(後)
 頼れる「身寄りがいない」状態で、老後を迎える人が増えている。厚労省では、病院や介護施設が、家族や親族ら身元を保証する人がいないことのみを理由に入院や入所を拒むことがないよう通達を出している。
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「誰にも迷惑をかけず、ひっそり」と死ぬことはできないのです(前)
「誰にも迷惑をかけず、ひっそり」と死ぬことはできないのです(前)
 運営していた「サロン幸福亭ぐるり」の常連Mさんの口癖は、「誰にも迷惑をかけずにコロリと逝きたい」ということ。当然「ピンピンコロリ」が目標だ。
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災害時、行政対応の温度差と高齢者の救済対策(後)
災害時、行政対応の温度差と高齢者の救済対策(後)
 南海トラフ地震による津波が予想される地域では、マンションが格好の避難場所として期待されている。高知市では指定された津波避難分譲マンションに、「自動解除装置付きキーボックス」を設置した。
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災害時、行政対応の温度差と高齢者の救済対策(前)
災害時、行政対応の温度差と高齢者の救済対策(前)
 8月8日、宮崎県日向灘沖、翌9日に神奈川県で大きな地震があった。とくに宮崎県の地震は南海トラフ地震地域内と判定され、相応の注意が必要という指示が出された。関係する自治体では再度避難対策の見直しを迫られている。
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認知症行方不明者1.9万人と認知症当事者(後)
認知症行方不明者1.9万人と認知症当事者(後)
 昨年9月、漫画家でタレントの蛭子能収さんが「最後の展覧会」というユニークな個展を開いた。蛭子さんは自分が認知症であることを4年前に公表している。
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認知症行方不明者1.9万人と認知症当事者(前)
認知症行方不明者1.9万人と認知症当事者(前)
 認知症当事者の単独歩行を「徘徊」といっているが正解ではない。徘徊は「目的もなくうろうろと歩くこと」(スーパー大辞林)を指す。「夜の巷を(目的もなく)徘徊する」という具合だ。
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星野富弘と天才F(後)
星野富弘と天才F(後)
 富弘美術館は大反対を押し切って建てられたという経緯がある。この建物は、ときの総理大臣・竹下登のもとで考案された「ふるさと創生事業」によるものである。
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星野富弘と天才F(前)
星野富弘と天才F(前)
 大学時代の友人Fは、在学中から群を抜いて頭が良く、統率力に長けていた。大学闘争時も執行部の中枢(武闘派ではない)として各派をまとめ、同学年の間ではFの右に出る者は皆無だった。
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「サロン幸福亭ぐるり」と中沢卓実(4)
「サロン幸福亭ぐるり」と中沢卓実(4)
 2005年9月24日、NHKスペシャル『ひとり 団地の一室で』が放送され、この作品が第26回「地方の時代映像祭グランプリ」を獲得する。
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「サロン幸福亭ぐるり」と中沢卓実(3)
「サロン幸福亭ぐるり」と中沢卓実(3)
 これまで、高齢者の居場所「サロン幸福亭ぐるり」開設にあたり、中沢卓実(当時・千葉県松戸市常盤平団地自治会長)さんの助言の元、開亭にこぎ着けられたことを紹介した。
大さんのシニアリポート 地域・文化
「サロン幸福亭ぐるり」と中沢卓実(2)
「サロン幸福亭ぐるり」と中沢卓実(2)
 2000年10月のある日の常盤平団地。公団の管理人がある部屋のドアの前に立った。3カ月未納の家賃の督促である。ドアは施錠されたままで、電気のメーターだけは動いている。
大さんのシニアリポート 地域・文化
「サロン幸福亭ぐるり」と中沢卓実(1)
「サロン幸福亭ぐるり」と中沢卓実(1)
 URの空き店舗を借りて運営してきた「サロン幸福亭ぐるり」を3月末で閉亭し、以前運営していた場所に移した。理由は運営費用の問題もあるが...
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高齢化社会日本における老人の幸せな成仏への道(後)
高齢化社会日本における老人の幸せな成仏への道(後)
 『PLAN75』(監督・早川千絵)が、カンヌ国際映画祭で新人監督賞にあたるカメラドールの特別賞を授与された。ただし、これは私が4年ほど前に見たオムニバス版とは別物で、完全リメイク版である。
地域・文化
高齢化社会日本における老人の幸せな成仏への道(前)
高齢化社会日本における老人の幸せな成仏への道(前)
 運営する「サロン幸福亭ぐるり」の常連客の大半が、「死ぬなら“ピンピンコロリ”がいい」という。2番目が“老衰”だ。両方に共通するのは、「死ぬときに苦しまない」というイメージがあるからだろうか。
地域・文化