コダマの核心

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園村剛二サンコーホールディングス前社長、経営者を超越した思想家(5)会社は誰のものか
園村剛二サンコーホールディングス前社長、経営者を超越した思想家(5)会社は誰のものか
今回の連載が大詰めを迎えたところで、園村氏に「70歳を目前にして本当に悩みはなかったのですか。もう少し会社に残ろうという欲が出るのは当然と思いますが」と尋ねてみた。園村氏は次のように打ち明けてくれた...
園村剛二サンコーホールディングス前社長、経営者を超越した思想家(4)有言実行でピリオド
園村剛二サンコーホールディングス前社長、経営者を超越した思想家(4)有言実行でピリオド
園村氏は2016年4月、(株)サンコービルドの会長に転じ、社長のポストには仕事の同志である岩野義弘氏にバトンタッチし、次の飛躍に向けた重責を託した。ところが、岩野氏が19年2月にガンに倒れ急逝したのだ...
園村剛二サンコーホールディングス前社長、経営者を超越した思想家(3)無私の心構え
園村剛二サンコーホールディングス前社長、経営者を超越した思想家(3)無私の心構え
園村氏の風貌は温厚そのもの。しかし、その決断力とすぐに実行に移す姿を目撃すると、イメージとの落差に驚かされる。常にこだわりをもち、思索し続けている。信頼できる相手から助言を受け、共感すると即座に行動に移す...
M&A
藤永憲一福岡商工会議所会頭、心中を語る
藤永憲一福岡商工会議所会頭、心中を語る
『西日本新聞』(4月24日付)が「藤永会頭が2期目の任期途中で退任」と報じた。筆者は、藤永氏が「辞める」と話すことはないものと確信していた。おそらく、西日本新聞社の記者から...
園村剛二サンコーホールディングス前社長、経営者を超越した思想家(2)親会社倒産を乗り越えて
園村剛二サンコーホールディングス前社長、経営者を超越した思想家(2)親会社倒産を乗り越えて
2003年に親会社の三井鉱山(株)が産業再生機構の支配下に置かれ、実質的に国有化された。事実上の倒産である。1889年に国から払い下げられて、三井鉱山の躍進が始まった。ところが、国に尻を拭いてもらうという情けない結末を迎えたのだ...
園村剛二サンコーホールディングス前社長、経営者を超越した思想家(1)実践の道場において思想を究める
園村剛二サンコーホールディングス前社長、経営者を超越した思想家(1)実践の道場において思想を究める
半世紀近く福岡のゼネコンの経営者を眺めてきた。しかし、園村剛二氏のような経営者にはお目にかかったことがない。性格が潔い、淡白、気品があるというレベルではないのだ。園村氏の最終的な決断は、経営者というレベルを超えて思想家のレベルに達したと評価できる...
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(7)一級商社・伊藤忠商事が本格的に稼働
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(7)一級商社・伊藤忠商事が本格的に稼働
国内の関連事情が大きく動いていることにも触れておく。それは一級商社の動きが活発になってきたというものだ...
バイオマス
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(6)繰り広げられる情報戦
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(6)繰り広げられる情報戦
現地で出会った閣下(以下、登場人物は仮名)に、パーム油市場の動向について分析してもらった。インドネシアでは昔から料理に食料油としてパーム油を利用してきた。インドネシア料理の特色は揚げ物の多さだ。そこにパーム油は欠かせない存在だった
バイオマス
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(5)時代の勢いへの布石の重要性
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(5)時代の勢いへの布石の重要性
薩摩氏(以下、登場人物は仮名)のもとにパーム油農園会社の話が転がってくるまでには、前史がある。「このパーム油精製事業が貴重な戦略分野であることを身に染みて感じる体験があってこそ」ということを強調しておきたい...
バイオマス
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(4)パーム油製造事業が転がり込む
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(4)パーム油製造事業が転がり込む
「入国したら5日間の隔離があるからビジネスにはならない」と言われたが、なぜか隔離なしにスムーズに入国できた。ジャカルタに着いてからの行動は慌ただしかった...
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(3)ジャカルタ発便までの苦しみ
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(3)ジャカルタ発便までの苦しみ
6日午後10時に羽田空港に着くなり、宿泊予定のホテルへと急いだ。フロントで宿泊を明後日の夕方までに変更を申し出て、料金を事前に支払った。それから「出発の8日午後11時半分までどのように過ごすか」について思いをめぐらした...
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(2)入国の困難を痛感~インドネシア滞在の企業家は入国規制のため無理と断言
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(2)入国の困難を痛感~インドネシア滞在の企業家は入国規制のため無理と断言
インドネシアのパーム油生産農園の視察を最終的に決めたのは3月31日である。「ビザは間違いなく取れる」という薩摩氏の言葉を信用して視察に行くことを決定したのである...
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(1)インドネシア経済を支える基幹産業
インドネシア・パーム油生産農園視察(ボルネオ直行ルポ)(1)インドネシア経済を支える基幹産業
パーム油がインドネシアの基幹産業であると現地を訪問して聞き、非常に驚いた。パーム油が食用や化粧品などに使用されることは知っていた。しかし、バイオマスの発電燃料に使用されていることについては初耳だった...
バイオマス
【飲食事業者の独立心、自尊心を育てよ!(1)】彼らこそが日本を救う!
【飲食事業者の独立心、自尊心を育てよ!(1)】彼らこそが日本を救う!
コロナ感染対策において、政府の飲食店に対する扱いは虫けら扱いも同然であった。「Go To Travel」の政策を緩めるたびにコロナ感染数が増加し、連動して飲食店が営業の制限を受ける。このことが繰り返されるなか、飲食店店主は必死で凌いできた...
福岡・北九州 コロナ コロナ 飲食店 福岡 コロナ 企業・経済 新型コロナウイルス ニュース
スエズ運河コンテナ船座礁事故で考えること~「栄光の大国」エジプトの再起はない
スエズ運河コンテナ船座礁事故で考えること~「栄光の大国」エジプトの再起はない
正栄汽船(株)(愛媛県今治市)所有の大型コンテナ船(全長:約400m)がスエズ運河で座礁した事故により、原油が高騰する動きが出てきた。事故処理にはかなりの時間がかかるようであり、海運会社も原油を取り扱う業者も莫大な被害を受ける様相を呈してきた...
ロイヤル、福岡を去る 見て見ぬふりするメインバンクたち
ロイヤル、福岡を去る 見て見ぬふりするメインバンクたち
福岡でスタートし、全国進出をはたしたロイヤルホールディングス(株)。潤沢な資金力を誇った同社も、コロナ禍の猛威を前に没落。商社・双日(株)の傘下に入り、発祥の地である福岡を離れることになった...
ロイヤルホールディングス株式会社 福岡地所
中洲の灯は絶えない(6)シリーズを取材の結果、「中洲の灯は絶えない」は不滅の真理
中洲の灯は絶えない(6)シリーズを取材の結果、「中洲の灯は絶えない」は不滅の真理
昔、博多の古老から聞いたことを思い出した。「昭和20年8月15日、終戦日の夜のことだ。『これで酒が自由に飲めるぞ!』と中洲を走り回る若者一党がいた」との証言である。どんな強力な権力を振るったとしても、中洲の歓楽地が廃れることはないということだ...
福岡・北九州 コロナ コロナ 中洲 新型コロナウイルス ニュース
【長期連載】ベスト電器 消滅への道(13)半世紀生きるために同社のケースに学ぶ
【長期連載】ベスト電器 消滅への道(13)半世紀生きるために同社のケースに学ぶ
ユニード、寿屋、そしてベスト電器。「九州の覇者から全国へ」という野望を抱き、事業拡大に走ったが、いずれも惨憺たる結果に。没落していく企業にはそれなりの理由がある。ベスト電器が繰り広げた“ドラマ”を振り返る...
照栄建設株式会社 ベスト電器消滅への道 ベスト電器
虫けらよ!!オサラバ!!(5)飲食業界の方々、大きな声を挙げなさい
虫けらよ!!オサラバ!!(5)飲食業界の方々、大きな声を挙げなさい
コロナ蔓延の第2波ピークまでは「日本国民はどうして他人任せ、従順なのであろうか?こんな無能な政治家たちに我が身を、我が家族の身を託してどうして安心しきっているのであろうか?」と懐疑の念を深めてきた...
東京オリンピック・パラリンピック コロナ 政治・社会 新型コロナウイルス ニュース
虫けらよ!!オサラバ!!(4)~ITは仮想世界か、現実か不明、フェイクが横行(3)
虫けらよ!!オサラバ!!(4)~ITは仮想世界か、現実か不明、フェイクが横行(3)
さて、話を戻そう。筆者は「民主国家として世界に君臨する米国に、クーデターが起きるはずがない。眉唾の情報として無視していいのか」と自問自答を繰り返した...